2011年6月6日月曜日

明日なき放射性廃棄物 詳細試算 いったどれだけあるのか



 放射能汚染された土壌と瓦礫の山が日本を押しつぶす。東電救済策などどっかにぶっ飛んでしまうような超過重な財政負担が将来に待ち構えている。その冷厳な試算の一例をまずは紹介しよう。

「放射性廃棄物処理処分料金表」なるものがある。独立行政法人の日本原子力研究開発機構(JAEA)が出している。JAEAが運営する茨城県東海村の東海研究開発センターなどが、大学や研究機関から処理を委託された放射性廃棄物の処分料金表で、処理の際に現在見込まれる実費と見ていい。

 放射性廃棄物は、通常の産業廃棄物と違って、処分方法は法律で厳密に定められており、貯蔵場所や処理場もJAEA関連施設や青森県六ケ所村の関連施設など限られている。

 この料金表で計算してみると、東日本大震災による福島第一原発の事故で汚染された瓦礫や土砂などを処理するのに70兆円から80兆円、場合によっては100兆円前後はかかるのではないか、という結果が出た。

 そもそも、放射能汚染された可能性のある廃棄物は、どれほどあるのか。全容を政府も把握できていない状況の中、様々なデータをもとに試算をしてみた。


AERA 編集部 佐藤章、澤田晃宏、岩田智博 2011年05月30
http://www.aera-net.jp/summary/110529_002412.html


「放射性廃棄物処理処分料金表」の値段を改定して、値段を1/100にしたら1兆円になるよな。
問題はいつ誰が何処にどういう方法で捨てるのかだ。





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