2011年6月8日水曜日

福島第二原発からも、汚染水3000トン放出計画




 東京電力が、福島第二原発の原子炉建屋などに溜まっているおよそ3000トンの水について、海に放出する計画を立てていることが分かりました。ただ、海産物への影響を懸念する農林水産省が猛反発していて、調整は難航しています。

 福島第二原発の原子炉は現在、冷温停止中ですが、震災で津波を被り大量の海水が原子炉建屋やタービン建屋などに溜まったままとなっています。このため東京電力は、大量の水を海に放出する計画を立て、政府関係者とすでに協議していることが分かりました。

 塩分を含んだ水の量はおよそ3000トンに達すると見られ、溜まっている期間も長引いているため、このままでは建屋の地下にある電源装置が劣化する恐れもあります。

 この水について東京電力は、法律で認められているより低いレベルにまで放射能の除染を済ませた上で海に放出すると説明していますが、海産物への影響を懸念する農林水産省が猛反発し、調整が難航しています。

2011/6/7 TBS News i

「法律で認められているより低いレベルにまで放射能の除染を済ませた上で・・・」と言い訳しているが、まずは具体的な数値を示すべきではないのか? 本来ならば海に捨てるなんて許されることではない。とんでもない話だ。

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