プルサーマルを実施している玄海原発3号機のウラン燃料からヨウ素が漏えいした問題で、東松浦郡玄海町議会は17日、継続審議となっていた原因究明を求める請願を不採択とした。2、3号機の運転再開について住民説明会を求める請願も不採択とした。
上田利治・総務委員長が、福島第1原発事故後も国が安全と評価していることなどを理由に、不採択とした委員会の審議結果を報告。藤浦晧議員が「原因も場所も特定されないままでは危険」と意見を述べたが、賛成1、反対11で不採択となった。住民説明会の請願も同数だった。
本会議では福島の事故原因の検証徹底と運転の早期再開を国に求める意見書を全会一致で可決。再開容認の考えを示している岸本英雄町長を後押しする形となったが、運転再開に反対する議員は「検証徹底の文言に賛成しただけ」と述べた。
佐賀新聞 2011年06月17日(引用)
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1950494.article.html
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