2011年6月20日月曜日

半径約300キロ・メートルの放射能汚染地図を作成

茨城県南部、千葉県、埼玉県、東京都の一部高濃度放射能汚染

群馬大の早川由紀夫教授作成

ホットスポットなぜ出現…気象と地形の複合要因

福島県伊達市や南相馬市などで、局地的に高い放射線量が測定される「ホットスポット」が現れた理由について、日本原子力研究開発機構の永井晴康グループリーダーは「風向きや降雨量など気象的条件と、山の存在など地形的条件が重なった」と指摘する。

 福島第一原発から放射性物質の大量放出があった3月15日午後、北西方向に放射性物質の雲が広がっていたと見られ、「雲の通過と降雨が重なり、高線量の地域ができた」と話す。

 微粒子の大気拡散に詳しい群馬大の早川由紀夫教授(火山学)は4月上旬、民間による測定や国の公表データをまとめ、同原発から半径約300キロ・メートルの汚染地図を作成した。茨城県南部から千葉県、埼玉県、東京都の一部にかけ、周囲より放射線量の高い帯状の地帯が現れた。

 「一帯は海側から吹く風と、山から下りてくる風が関東平野上でぶつかり、雲を形成して雨を降らせる場所。都の水道水から放射性物質が検出されたのも、これで説明できる」と、早川教授はみる。

日々雑感 2011/6/19 (引用)
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/46124328.html


この放射能汚染地図の色塗りがされているところは、今も続いている汚染が蓄積し続けているエリアだ。
一日もはやく福島第一原発の事故処理が終息してくれることを願うばかりだ。

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