福島県内の放射性物質に汚染されたがれきの処理方針について、環境省の南川秀樹事務次官は9日、福島県庁で佐藤雄平知事に面会し、焼却灰などの最終処分場を県内に建設する案を提示した。佐藤知事は拒否し、議論は平行線をたどった。
同省は、汚染がれきを排ガス処理用のフィルターのある既存施設で焼却処理することを認める方針を固めている。南川次官によると、焼却灰などを埋める最終処分場について「県外(立地)は考えづらい」と伝え、理解を求めた。佐藤知事は「国策で進めた原発の後始末という観点から『はい』と返事はできない。国の責任で方法を考えてほしい」と答えたという。
同省の処理方針は19日の専門家による安全性検討会を経て決定する見通し。既存施設での焼却については佐藤知事も理解を示したといい、南川次官は「今月中に焼却作業を始めたい」としている。【大場あい】
毎日新聞 2011年6月9日 20時30分 (引用)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110610k0000m040068000c.html
いくら佐藤知事がMOX燃料大好きだからといって、県民を巻き添えにすることはない。
直ちに皆を安全なところまで避難させるべきだ。
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