2011年6月21日火曜日

被曝する労働者達:下請け・日雇いが支える原発の実態





原発労働者 被ばくの実態
http://www.ktv.co.jp/anchor/today/2011_05_23.html#02


【写真家・樋口健二さん】
「このおじいさんの一言が、私を動かしたんです。佐藤茂さん。
東電福島第一原発で働いてボロボロになって
がんで死んでいったおじいさんですけどね。
毎日宇宙人のような格好して、防毒面をつけたけど
暑くて苦しくていつも外して働いたと。
何十分かでアラームメーターが鳴る。
うるさいから叩きつけて『仕事ができないから』と。
こりゃ原発ってどんなところだ?という思いが募ってきてね」

現代科学の粋を集めたとか言ってるが、人海戦術がわかる。
この人たちが日本中を渡り歩いて生活をし、原発を直して放射能を浴びて、
しまいには捨てられてボロ雑巾のように闇に消されてきたの。この40年間」

【元原発労働者・梅田隆亮さん】
「ビービー鳴りだしたら作業にならんのですよ。
(Q.どうしてたんですか?)外すんですよ。
『おじちゃん』にあずけておくわけね。(Q.おじちゃんとは?)それ専門に預かってくれる人に。
(Q.そういう仕事もあるんですか?)年配のね。
単価(日当)は一緒ですよ。『鳴き殺し』って言葉を使ってた。
鳴くのを殺してしまう。当時はどこの現場でもやってたんじゃないですか。
それで200(ミリレム=2mSv)とか300とかいう数字を見て向こうに渡す。
記録をみたら80(ミリレム)になってる。
(Q.見た数字と合わない?)ええ、それを『トリック』というんです」

文部科学省の調査では1999年までに放射線業務に従事した27万人のうち、
6万5000人の居所がつかめず、生死もわからないとしています。

日本の原発
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/nature/2009/05/post-f408.html


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