2011年6月21日火曜日

海洋生物の絶滅、危険性「前例なく高い」 研究者ら警告

国際的な海洋研究者のグループが20日、世界の海の状態に関する報告書を発表した。魚の乱獲や水質汚染、気候変動などの同時発生により、サンゴ礁をはじめとする海洋生物が「人類史上、前例のない絶滅の局面に入る高いリスクにさらされている」と警告した。

 報告書をまとめたのは、英オックスフォード大学で4月に海の環境について協議した専門家集団。環境悪化が予想以上のペースで進んでいると指摘し、海面の上昇、グリーンランドや南極の氷床溶解、地球温暖化につながる海底のメタンガス放出といった「最悪のシナリオ」を列挙した。

 報告書は国連に対し、効率的な公海の環境管理を早急に行うよう求めている。(ロンドン=伊東和貴)

asahi.com 2011年6月21日10時21分 (引用)
http://www.asahi.com/international/update/0621/TKY201106210119.html

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