2011年6月28日火曜日

「食の安全」米国大使館主席公使 ジム・ズムワルト氏

 「今、日本に行っても大丈夫でしょうか」。日本での健康面の安全性を心配する声が海外の一部読者から寄せられています。東京をはじめとする、津波の被災地以外の地域では、普段の生活に戻っています。津波で甚大な被害を受けた東北地方沿岸部のごく一部の地域を除けば、電車は通常通り運転しており、道路も再開しています。商店やスーパーも食料品や生活必需品など十分な品揃えがあります。
 米国国務省の渡航情報では現在、福島第一原子力発電所から半径80キロメートル圏内には立ち入らないよう勧告しています。それ以外の地域については米国民の出張や観光旅行を奨励しています。米国沿岸警備隊も水路通報を更新し、福島第一原発沖の航行警報海域の範囲を縮小しました。日本政府は日本周辺の放射線量について信頼性の高い情報を提供しています。国務省が渡航情報で指定している地域以外の放射線量は、もともと自然界に存在する放射性物質と同程度です。

 日米両国の放射線医学分野の専門家と話したところ、日本国内での居住と旅行に関する国務省の勧告内容には何ら問題がないという意見でした。

 アンと私は今も東京暮らしを楽しんでいます。食べ物に関して言えば、アンも私もすしには目がありませんし、毎日の食卓には日本国内で採れた新鮮な果物や野菜がのぼります。また水道水を飲み、外を出歩いています。「食の安全」に関し、米国政府も日本政府も詳しい情報をウェブサイトで提供しています。

ではまた次回。

ジム 2011年6月28日
http://zblog.japan.usembassy.gov/j/zblog-j20110628a.html

http://japan2.usembassy.gov/e/acs/tacs-health-food.html

•The Embassy's U.S. Department of Agriculture liaison shares information about food safety measures



Food contaminated with radioactive particles (PDF 65KB) requires special attention.

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