2011年5月16日月曜日

「女川」再開向け議論本格化

地元首長ら相次ぎ容認意向

 中部電力が浜岡原子力発電所の全面停止を決断した9日、全基が停止中の東北電力女川原発(女川町、石巻市)を抱える県内では対照的に、運転再開に向けた論議が本格化した。「再開する方向で考える必要がある」(亀山紘・石巻市長)などと地元首長が運転再開を容認する姿勢を示した。ただ、住民には福島第一原発事故の記憶が新しいだけに「止めたままの方が安心」など不安の声もくすぶる。今後、国や県、東北電などの対応が注目を集めそうだ。

 「電力需要を考えると、原子力発電を抜きにしてしまうと成り立たない」

 村井知事は9日、県庁内で社民党の福島瑞穂党首と会談し、原子力発電の重要性を強調した。安全対策や太陽光など自然エネルギーへの代替を条件としつつも、原発の必要性は認める立場だ。

 地元の女川町、石巻市の両首長が同日、安全対策を前提に運転再開を容認する意向を相次いで表明。運転再開に向けた環境は整いつつあるように見える。

 ただ、地元の住民感情は複雑だ。女川町内の会社員佐藤臣一さん(32)は「避難所生活が続く中、運転再開して何か事故があったら、どこへ行けばいいのか」と不安そうに語る。一方で、石巻市内の会社員大森誠也さん(26)は「感情論で言えば怖いが、原子力に頼らざるを得ないのが実情」と話す。女川町の会社員野村美貴子さん(30)も「原発関係で仕事をする知人も多い。経済的に町が潤ってきたのは事実で、正直複雑な気持ち」と困惑気味だ。

 原子力安全・保安院が当面の対策として電力会社に示したのは、〈1〉高台への大容量電源の設置など電源の確保〈2〉防潮堤設置といった津波への備え――など。東北電幹部は「国から指示を受けた安全対策を進めていく」と話しており、県は対策の進展や国の姿勢を注視する構えだ。

読売新聞 2011/5/10 (引用)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20110510-OYT8T00118.htm

彼らの本音は、関東地方の電力需要よりも原発交付金や利権の心配であろう。
本来ならば、人命尊重が最たるものであるべきだ。

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