2011年5月27日金曜日

IAEA要請終了で、放射性物質拡散予測を中止

 気象庁は25日、国際原子力機関(IAEA)の要請に基づき行っていた福島第一原発事故による放射性物質の拡散予測について、IAEAの要請が終了したため、予測を中止すると発表した。


 同庁によると、IAEAから要請終了の連絡が入ったのは23日。同庁は3月11日から5月23日まで計43回、拡散予測を行った。当初は結果を公表していなかったが、枝野官房長官からの指示で4月5日からホームページで公表している。今後は再び要請があった場合に結果を公表するという。

 拡散予測は、同原発から1ベクレルの放射性ヨウ素131などが放出されたと仮定し、気象データをもとに、放射性物質の地上への降下量や大気中の濃度分布などを示したもの。放射性物質が地球規模で広がる様子を示す目的がある。公表直後の4月6日には1日約13万件のアクセスがあった。

読売新聞 2011年5月25日12時28分 (引用)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110525-OYT1T00471.htm

これまで気象庁が放射性物質の拡散予測を公表していたのは、IAEA(国際原子力機関)の調査のためだったのか? それならばIAEAは何のために福島からの放射性物質の拡散予測を知りたがっていたのだろう。
全ては周りに住んでいて影響を受ける人たちのためでは無かったのか。
一般に公表しないデータ収集のために、私達が払っている税金を使うというのであれば、気象庁でこの件の担当部署は廃止にすればいい。


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