2011年5月16日月曜日

女川原発の運転再開、地元2市町が容認の意向

 東日本大震災で緊急停止した東北電力女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)について、石巻市の亀山紘市長と女川町の安住宣孝町長は9日、運転再開を容認する意向を示した。

女川原発は、運転中の1、3号機と、定期検査中だった2号機が、地震でいずれも自動停止。亀山市長は記者会見で、「安全対策をした上で再開する方向で考える必要がある。福島第一原発のようにならなかったことで、津波対策はある程度評価している」と述べた。安住町長も「安全対策を立て、国の指導を受けた上でぜひ再開を」と語った。

 東北電力の再稼働には協定により県と地元2市町の了解が必要。宮城県の村井嘉浩知事は同日、「国の安全基準をクリアするよう努力していただき、ゴーサインを出すかどうか考える」と述べた。東北電力は、夏場の運転再開は難しいとの見通しを示している。

読売新聞 2011/5/9 23:27 (引用)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110509-OYT1T01175.htm

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