2011年5月17日火曜日

3/11の会議は5分間 元委員も呆れる原子力安全委員会の実態と存在意義

福島原発事故後の原子力安全委員会
http://www.youtube.com/watch?v=6Wq-WDnC1Ek&feature=mfu_in_order&list=UL

原発の経過と安全委員会の活動議事録
3/11 14:46 地震発生
3/11 15:10頃 津波到達 電源喪失
3/11 16:00~16:05 (5分間)
臨時会議 「緊急技術助言組織の立ち上げを行う」
3/12 15:36 1号機水素爆発
3/14 11:01 3号機水素爆発
3/14 15:30~15:35 (5分間)
臨時会議 線量限度等の告示について事務局が説明を行う
3/15 06:00 2号機 圧力抑制室付近で異音が発生、同室の圧力が低下
3/15 06:00 4号機 大きな音が発生し、原子炉建屋5階屋根付近に損傷
3/17 18:45~18:50 (5分間)
臨時会議 線量限度等の告示について事務局が説明を行う
3/25 11:46~12:12 (26分間)
臨時会議 配布資料の誤字脱字ミスプリントに関する事3割 緊急時モニタリングに関して

議事録の閲覧は、こちらから 原子力安全委員会・会議資料

3月28日に行った記者会見では、
Q: 高濃度の放射線汚染水が見つかったことについては?
A: どのような形で速やかに実施できるかについては、やはり安全委員会の方ではそれだけの知識を持ち合わせていないのが実態です、その点については原子力安全・保安院の方でしったりとした指導をしていただきたい(委員長)

4月9日に行った記者会見では、フジテレビの椿原慶子アナウンサーが質問を行う
Q: 3/11日と14日の会議は5分間しか行われなかったが?
A: まぁ、延々と議論していたというよりは、こういうことでいきましょうと、「それでよろしいですかね?」という会合だったので、、、まぁ、5分?5分と言うのも実は議事録も残していない状態なのでほんとに5分だったかもわからないが、安全委員4人でやったのは事実でございます(委員長)

Q: 14日に関してはいかがですか?
A: 14日は緊急時の作業員の被ばく線量を250ミリシーベルトに上げるという話を事務局から委員の先生方にお伝えしたということのみです(事務方代弁)

Q: 水蒸気爆発に関しての議論はあがらなかったのでしょうか?
A: えっ、その段階ではないんでしょ???

というわけで、政府も原子力安全委員会を無視した形で進めている。

一言でいえば「何もしていなかった」ということですね(安藤裕子アナウンサー)

でも、原子力安全委員会常駐の委員の年収は1,650万円で、年間予算は約8億円ある。

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