2011年5月27日金曜日

教室の窓、開けても閉めても同じ?…放射線量

 文部科学省は26日、主に福島市内の幼稚園や小中高校など10か所で、教室の窓を開けた場合と、閉めた場合の教室内の放射線量を測定した結果を発表した。

 同市内の学校では、放射線の影響を避けようと、窓を閉め切って授業を行うケースが目立っているが、測定結果では、4校で窓を開けた時に数値が上がった一方、3校では閉めた時に上がっており、変化はいずれも毎時0.1~0.2マイクロ・シーベルト程度だった。ほかの学校では変化がなかった。同省では「変化の数値は誤差の範囲内で、この結果から見る限り窓を開けて授業をしても影響はない」としている。

 調査は今月19日、各学校で、2~3の教室の窓側と中央付近の2か所で、それぞれ50センチと1メートルの高さの計4地点を測定した。

読売新聞 2011年5月26日22時30分 (引用)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110526-OYT1T00989.htm


文科省は、夏の対策として冷房設備の設置要求があるにも関わらず、出費を抑えたいがために、今回のデタラメな結果を発表したのだろう。もしもこのデータが本当であるならば、これまで推奨してきた屋外での活動時間の制限や、屋内退避も無意味だという矛盾をはらむということだ。


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