2011年5月25日水曜日

班目原子力安全委員会委員長「逃げ出したら末代の名折れだ」

 班目(まだらめ)春樹・原子力安全委員長が24日の衆院復興特別委員会で、続投に強い意欲を示した。福島第一原発1号機への海水注入の際に「『再臨界の可能性はゼロではない』と言ったのは事実上ゼロという意味だ」と釈明。国民新党の亀井静香代表が班目氏更迭を求めたことについて「職務を全うすることが使命だ。ここで逃げたら末代までの名折れ。この問題にとことん付き合いたい」と反論した。

 また、海江田万里経済産業相は協議記録がないことを認めた上で「緊急の措置をしなければならず、私も事務方もメモを取る余裕がなかった。その時点ではメモがないものがたくさんある」と釈明した。

Asahi.com 2011年5月24日20時50分 (引用)
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105240572.html



班目委員長「逃げ出したら末代の名折れ」

 原子力安全委員会の班目春樹委員長は24日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第1原発事故への対応をめぐる辞任要求に対し「職務を全うすることこそが私の使命。逃げ出したら末代の名折れだ」と否定した。

 班目氏をめぐっては、国民新党の亀井静香代表が事故対応が不適切だとして菅直人首相に更迭を要求。この日の委員会で自民党の吉野正芳氏が班目氏に意思を確認した。

 また、大畠章宏国土交通相は、復興策に浮上している沿岸地域集落の高台移転案に関して、高台の土地買い占めを防ぐため監視強化に乗り出す考えを示した。一部で買い占めが進んでいると指摘した公明党の遠山清彦氏に対し「事実なら、断じて許されない。しっかり監視する」と述べた。

 一定面積以上の土地取引について知事への事前届け出を義務付けるため可能性のある地域を国土利用計画法の注視区域や監視区域に指定するよう各県知事に求める。

 高木義明文部科学相は原発周辺の放射線をリアルタイムで監視するシステムを早期に構築する考えを示した。

 吉野、遠山両氏のほか、民主党の斎藤恭紀氏への答弁。(共同)

日刊スポーツ 2011年5月24日18時15分 (引用)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20110524-780439.html


 今の日本で最も不人気な人のトップ10にランキングすることが間違いない班目氏ではあるが、菅首相退陣の後に責任追及をするのであれば、逆に我々が利用するのには適任者であることは間違いない。
 元来、経産省や東電は、原子力安全委員会や保安院に対して、原発の推進活動を依頼していたのであって、原発の安全性の確認は依頼していないのだから、みな第三者的な立場からの無責任な発言になってしまうのだ。

そもそも今の肩書で滅茶苦茶な発言をしているのであるし、これらの悪い構造をさらけ出すためにも、事故処理に終息の目途が立つまでは、このまま自殺などされぬ様に現時点では神輿として担がれたままで居てもらいたい、というのが個人的な意見。
http://projectipti.blogspot.com/2011/05/vs.html



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