東日本大震災復興構想会議(議長=五百旗頭真・防衛大学校長)の委員ら6人が4日、宮城県入りし、被災自治体の首長との意見交換や視察を行った。
意見交換の席上、壊滅的被害を受けた同県南三陸町の佐藤仁町長は、被災企業の借金を棒引きする「徳政令」の実施を求め、梅原猛・同会議特別顧問は「政府に申し入れたい」と応じた。
意見交換は同日午前、同県庁で行われ、被災地側から仙台市の奥山恵美子市長と佐藤町長が出席。佐藤町長は「町の全産業が壊滅的な被害を受けた。これまで重ねてきた借金に、災害支援のための融資制度(による借金)を上乗せすると、企業の再生はありえない」と、「二重ローン」に対する救済を要望した。
委員らは同日午後、気仙沼市と石巻市の被災状況を視察、両市の市長とも意見交換した。視察後、五百旗頭議長は「切実な声をたくさん承ったことが大きい。地元の努力を後押ししていきたい」などと語った。
2011年5月4日19時38分 読売新聞 (引用)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110504-OYT1T00410.htm
借金の返済義務がない「徳政令」になるのか、返済猶予によって必ず借金を返済をしなければならない「モラトリアム」となるのかは分からないが、こういうことがニュースになるということは、今後そういう可能性があるかどうかは別としても、議論がされているということである。
戦後の徳政令 その1 (参考文献)
http://tokyolando.blogzine.jp/blog/2010/10/post_4c3d.html
もしも徳政令が行われたらどうなるのか?1946年に、金融緊急措置発動された時のことを調べてみると良いと思います。
戦時補償債務 (参考文献)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E6%99%82%E8%A3%9C%E5%84%9F%E5%82%B5%E5%8B%99
さらには、みんなの党の渡辺喜美氏が4月5日に発表したアジェンダの中で、徳政令に関して触れている。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2858
次の総理を非常時には非常時らしい首班指名のやり方で選べ。党議拘束を外し、「何をなすべきか」の本会議演説を聞いて選出を!
東日本緊急応援アジェンダ
http://www.your-party.jp/file/ouen-110405.pdf
もしも徳政令が行われるとしたら、大手企業や金持ちの大半が、日本から出ていくことになるのだろうな。
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