福島第1原発事故で、福島大学は11日、気球を使った観測の結果、高度の高い上空にも放射性物質が拡散している可能性があると発表した。同大は「放射線に関する高層でのデータが少なかったため、今後、世界に及ぼす影響を調査するための基礎資料にもなる」としている。
同大は福島市の敷地内から放射能センサーを接続した気象観測装置搭載の気球を飛ばし、4月15~29日の15日間にわたり、地上から高度約23キロまでのベータ線とガンマ線の強度を測定。15回の観測値を平均し、高度100メートルごとに、放射性物質が発する放射線強度の分布図を作成した。
その結果、通常ではベータ線の強度分布のピークは高度6キロから8キロには現れないが、今回の測定では、高度8.2キロが最も強かったという。
時事ドットコム 2011/05/11 21:11 (引用)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011051101008
福島大学放射線計測チーム
ラジオゾンデの飛揚コースと大気観測データ(Google Earthが必要)
https://sites.google.com/site/radradiosonde/flight-data
正確な情報の公開はとてもありがたいものだが、その量が多くなってくると軽視しがちなので、気を付けなければならない。
福島大学放射線計測チームの皆さん、どうもありがとうございます。
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