2011年5月16日月曜日

線量限度の被ばくで発がん 国際調査で結論

 【ワシントン30日共同】放射線被ばくは低線量でも発がんリスクがあり、職業上の被ばく線量限度である5年間で100ミリシーベルトの被ばくでも約1%の人が放射線に起因するがんになるとの報告書を、米科学アカデミーが世界の最新データを基に30日までにまとめた。

 報告書は「被ばくには、これ以下なら安全」と言える量はないと指摘。
国際がん研究機関などが日本を含む15カ国の原発作業員を対象にした調査でも、線量限度以内の低線量被ばくで、がん死の危険が高まることが判明した。

 低線量被ばくの人体への影響をめぐっては「一定量までなら害はない」との主張や「ごく低線量の被ばくは免疫を強め、健康のためになる」との説もあった。

 報告書はこれらの説を否定、低線量でも発がんリスクはあると結論づけた。

共同通信 2005/06/30 12:03 (引用)
http://www.47news.jp/CN/200506/CN2005063001003768.html

米科学アカデミーが「放射線に、安全な量はない」と結論
http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=216

各地の放射線量(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/index.html

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