2011年5月3日火曜日

元内閣官房参与 小佐古氏の喧嘩相手

2011年5月2日(月)、MBS(毎日放送)ラジオのたね蒔きジャーナルに、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)が出演。
元内閣官房参与の小佐古敏荘(こさこ・としそう)東大大学院教授に関してのコメント等。
http://www.youtube.com/watch?v=tpMTeIj-2vg&feature=player_embedded

要約
- 東大の小佐古教授が内閣官房参与を辞任し、会見をしたが、小出先生は知っている人か?
私の喧嘩相手。浜岡原発についての静岡県のアドバイザーとして、浜岡原発は絶対安全だと言ってきた人。

- 今回小佐古氏が言っていることは?
今回彼が言っていることは大変まともであり評価したいが、いつから何故このように変わったのかは疑問。以前ならこのようなことを言う人ではなかったから、意外。でも今回の発言は正しいと思う。彼を支持したい。

原発推進派として名の通った小佐古教授は、大阪地裁であった原爆症認定訴訟の国側の証人を務めました。その時の公判傍聴日誌です。 今後、福島原発事故でも同様の裁判が起こりえる可能性はあるから、その時に国がどういう態度を取るのかを知る意味においても興味深い。
http://www.tokuoka-miyatake.com/still_crazy/03.html

そして、国側の証人であった小佐古教授が辞任したということは、子供に対して年間20mSvの被曝量というのが、相当無理がある数値であり、原発推進派の御用学者でさえフォローが不可能だということでしょう。

小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)のこれまでのコメント、記事に関しては以下を参照。
http://hiroakikoide.wordpress.com/


追記
「老婆心ながら守秘義務」と官邸、小佐古教授に


5月2日(月)23時14分配信 (引用)





東京電力福島第一原子力発電所の事故対策を巡り、4月30日に内閣官房参与を辞任した小佐古敏荘(こさことしそう)・東京大学教授が2日夕に予定していた報道関係者向け説明会が中止された。

 民主党の空本誠喜・衆院議員によると、小佐古教授が官邸から守秘義務の指摘を受けたことが、中止の理由だという。

 小佐古教授は、政府の事故対応に納得できないとして、29日に辞任の意向を表明した。空本氏によると、小佐古教授は2日夕、小学校の校庭利用などについて文部科学省が説明した放射線被曝(ひばく)限度の問題点について詳細な説明を行う予定だった。

 ところが1日、小佐古教授から空本氏に、「(官邸関係者から)老婆心ながら、守秘義務があると言われた」として、説明会には出席できないと電話で伝えてきたという。

 文科省は校庭利用の放射線被曝限度を年間20ミリ・シーベルトとしている。空本氏は「小佐古教授は、子供の被曝量はせいぜい年間5ミリ・シーベルトにとどめるべきだという考え。きちんと説明する場がなくなったのは残念だ」と話している。

どうやら小佐古教授に圧力をかけている人もしくは組織がある様です。

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