2011年7月16日土曜日

たばこ増税は「おやじ狩り」=復興財源、与謝野氏に反論-野田財務相

民主党の野田佳彦財務相は16日午前、横浜市内で開かれた討論会で、東日本大震災の復興財源について「たばこも酒も税制を通じた『おやじ狩り』みたいなところがある」と述べ、たばこ税や酒税の引き上げに慎重姿勢を示した。

 この後、記者団に「復興構想会議も『基幹税を中心に多角的に検討』と(提言に)書いてあるので、そこが基本形だ」と述べ、所得税、法人税、消費税の増税が検討の中心との認識を示した。
 与謝野馨経済財政担当相が、たばこ税なども検討すべきだとの考えを示したことに反論したものだ。
 また野田氏は、菅直人首相が「脱原発依存」の考えを示したことに関し、「為替、法人税を含めた税体系に電力料金(引き上げ)の問題が重なって、(企業が)日本を出て行くようになってはいけない」と述べた。

時事ドットコム 2011/07/16 13:40 (引用)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011071600195


これとほぼ同じ内容のニュースが産経新聞でも報じられたが、そちらでは、
『今後のエネルギー政策についても、「自然エネルギーを普及させる基本的方向は正しいが、それを数値化しながら、いつまでにどうするかをまとめていくかのが政府の責任だ」と指摘し、唐突に「脱原発依存」を表明した菅直人首相の手法を批判した。

 討論会には自民党の林芳正政調会長代理も出席し、「やっぱり菅さんよりも野田さんがいい。記者会見で今の話を首相がしていたら、日本の企業人の受け止めが変わっていた」と野田氏にエールが送った。

 ただ、野田氏は会合後、民主党代表選への対応について「私は菅内閣の一員なので、次の話をするのではいけない」と述べるにとどめた。』

などと、世論操作を意図していることが見え見えの内容となっている。
代替案もロクに無い人野田財務相と与謝野経済財政担当相が、同じ内閣の中で異なる見解を示す事自体情けないがそれを煽るマスコミはもっと情けない。
仮にたばこ税をさらに50円上げたとしてもせいぜい2,000億円の増収に過ぎず、それを機にさらに禁煙する人が増えれば税収はもっと減ってしまう。
本気でコストの削減に努めることが今の日本では必要なのに、無い金を使うことばかり考えている政治家ばかりなのだからこれではもうどうしようもない。




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