2011年7月29日金曜日

全原発停止なら失業者20万人増…エネ研試算

 日本エネルギー経済研究所は28日、国内の原子力発電所54基すべてが2012年春に停止した場合に、12年度の実質国内総生産(GDP)を最大で3・6%(20・2兆円)押し下げるとの試算を発表した。

 電力不足が国内産業の空洞化を加速させることで失業者数も19万7000人増加するという。

 同研究所によると、火力発電所をフル稼働させても、12年夏には最大電力需要に対し7・8%の供給力不足が生じる。企業は節電を迫られることで生産活動が低迷し、生産拠点の海外移転も避けられない。電力需要のピークを迎える12年7~9月期は、電力不足がない場合に比べて実質GDPは5・6%(7・7兆円)減となり、失業者も4万9000人増える。

読売新聞 2011年7月29日07時21分 (引用)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110728-OYT1T01207.htm

日本エネルギー研究所
http://eneken.ieej.or.jp/


この試算方法はとても乱暴なものなのにそれをもっともらしく報道するのはどうかと思う。
代替エネルギーによる発電が行われるのならば、新しい雇用機会が設けられるのだし、数字に根拠がない。
このまま原発を推進したとして、どこかの原発がもう一つ重大な事故を起こしたら、それこそ日本はどうしようもない事となってしまう。
いい加減に原発以外の方向に進みたいものだ。

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