2011年7月26日火曜日

連続天下り 1594ポストに

総務省が中央省庁からの再就職、いわゆる「天下り」の状況を調べたところ、同じ省庁の出身者が3代以上連続で天下りしている公益法人や独立行政法人などの役員ポストは、去年4月1日現在で1285法人の1594ポストに上ることが分かりました。

総務省は、公益法人・独立行政法人・特殊法人などを対象に、去年4月1日現在で、中央省庁からの再就職、いわゆる「天下り」の状況を調査しました。
その結果、同じ省庁の出身者が3代以上連続で天下りしている役員ポストは、公益法人が1225法人の1514ポスト、独立行政法人が25法人の28ポストなど、合わせて1285法人の1594ポストに上ることが分かりました。
出身の省庁で最も多かったのは、▽国土交通省で375法人の476ポスト、次いで▽経済産業省が243法人の309ポスト、▽厚生労働省が213法人の254ポストなどとなっています。
一方、中央省庁の管理職以上の出身者を対象に天下りの状況を調べたところ、平成19年から平成21年までは年間1200件前後で推移しましたが、政権交代後の平成22年は521件と半分以下に減りました。
総務省は「おととしの政権交代以降、政府が天下りのあっせんを全面的に禁止したことなどで再就職の件数は減ったが、調査結果を踏まえて各省庁はより適切な人事管理に努めてほしい」と話しています。

NHK News Web 7月25日 5時17分 (引用)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110725/t10014422201000.html

0 件のコメント: