2011年7月2日土曜日

計画的避難区域で女性自殺か

1日午前、計画的避難区域に指定されている福島県川俣町の空き地の焼け跡から58歳の女性の遺体が見つかり、女性は原発事故の影響で仕事を失い避難生活を続けていることから、警察は自殺の疑いが強いとみて調べています。

1日午前7時半すぎ、川俣町山木屋地区で61歳の男性が自宅近くの空き地で煙が上がり、58歳の妻が倒れているのを見つけました。通報を受けた警察官が現場に駆けつけたところ、女性はすでに亡くなっていたということです。女性の夫によりますと、2人は、自宅が計画的避難区域に指定されたため、先月19日、子どもたちとばらばらに避難していて、1日は片づけのために自宅に戻っていたということです。また女性は、夫とともに勤めていた自宅近くの養鶏場が、避難に伴って休業したため仕事を失い、最近は経済的な不安や、慣れない避難生活が苦しいとたびたび漏らしていたということです。警察は現場の状況などから女性が自殺した疑いが強いとみて、当時の状況を詳しく調べています。


NHK News web 7月1日 21時53分 (引用)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110701/t10013922811000.html


こういう事件があったら、東電にコメントを求めに行くのが本来のジャーナリストの姿だと思うが、NHKはそういう事はしない様だ。
この悲劇もまた原発が原因となって引き起こしたものだ。
放射能汚染以外にも、原発は人間を不幸にする悲しい力を持っている。
世界中から原発が無くなることを願うと共に、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

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