1号機は経済産業省原子力安全・保安院の最終検査を受けずに「調整運転」を行い電力供給を続けていた。
今回のトラブルで、再稼働の時期は極めて不透明となり、今夏の関電の電力需給はさらに逼迫(ひっぱく)しそうだ。
発表によると、大飯原発1号機で15日午後10時45分頃、核分裂反応を抑えるホウ酸水を蓄える蓄圧タンクの圧力が低下。1時間以内に復旧したため、保安規定には違反しないが、最終検査に向けて原因を調べる必要があると判断。16日午後9時頃にも原子炉を停止させることにした。環境への影響はないという。
読売新聞 2011年7月16日11時38分(引用)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110716-OYT1T00235.htm
大飯原子力発電所1号機は、これまでに幾度もトラブルがあった原発だ。
発表があった大きなものだけでも、過去10年に3回もある。
2010年2月には、1次冷却水の放射能濃度が上昇、原子炉を停止したトラブルで、福井県が核燃料集合体2体でそれぞれ燃料棒1本から放射性物質の漏えいが確認されたと発表。
2007年9月には、放射能を含む1次冷却水3.4トンが漏れ出しているのが見つかった。
2003年12月には、原子炉格納容器内の排水を集めるサンプの水位が上昇し手動停止で原子炉を停止。
ここいらで、原子力使って発電するなんてことは止めようよ。
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