2011年7月2日土曜日

東日本大地震における地球規模の情報の流れ(ツイッター)

大きなイベントがあると、人は Twitter を使って友達や家族、世界中のフォロワーにニュースや自分の考えを共有するようになりました。そして、ある場所から発せられた情報がリツイートや返信、ダイレクトメッセージを通じて瞬く間に世界中に拡散します。この現象は、ワールドカップなどのスポーツイベントからテレビで幅広く報道されるようなロイヤルウェディングまで、様々なイベントにおいて見られました。また、今年の3月11日に発生した東日本大地震のような大規模災害に直面した際にも見られました。特に東日本大地震では、地震とその直後の津波の際に合計5回に渡って5,000 TPS (秒間ツイート) を超えたことが確認されています。下記のビデオは、東日本大地震において、世界中の Twitter での情報の流れを示しています。

パーソナルメッセージ
地震直後、友達や家族の安否を確認するための日本国内から発信されるツイート数が500%にも跳ね上がりました。下記のビデオは、地震前後1時間における日本へ発信された@返信 (赤色)、日本から発信された@返信 (黄色) のボリュームを示したものです。


情報の拡散
下記のビデオは、地震後の1時間における日本から発信されたツイートに対するリツイートの流れを示したものです。日本から発信された元のツイートを赤色、フォロワーによるリツイートを緑色で示しています。


地球的規模であろうが、局所的な規模であろうが、Twitter は 〜広い意味ではテクノロジーそれ自体が〜 自分達の目を通して世界を見ることを可能にしてくれました。結果として、かつてなく簡単に情報を共有でき、コミュニケーションすることが可能となりました。そして、世界はより身近なものになりました。


Twitterブログ 6月30日(引用)
http://blog.jp.twitter.com/2011/06/blog-post_30.html


こうして可視化することによりツイッターが災害時の情報交換に大いに役立ったことが分かります。

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