SBSnews6 さんが 2011/09/27 にアップロード
台風15号による影響と見られています。焼津市にある県の海洋深層水の供給施設でまた給水がストップし、復旧の見通しは立っていません。
給水をストップしているのは現在、水深397メートルと270メートルから汲み上げらている2つの系統の海洋深層水です。県によりますと台風15号による影響で2つの系統 の取水管の中に土砂が詰まったものとみられています。極度に取水量が減りポンプで陸上に海洋深層水を汲み上げられない状況が続いているということです。このため焼津市は海 洋深層水の市の脱塩施設の利用を27日から停止しました。
県によりますと海洋深層水の供給施設の復旧の見通しは立っていないということです。海洋深層水は、焼津市の施設の場合には水産や食品の業者や市民などが1日あたり100人 、合わせて3.6トンを利用していて、給水停止による影響が懸念されます。
給水をストップしているのは現在、水深397メートルと270メートルから汲み上げらている2つの系統の海洋深層水です。県によりますと台風15号による影響で2つの系統
県によりますと海洋深層水の供給施設の復旧の見通しは立っていないということです。海洋深層水は、焼津市の施設の場合には水産や食品の業者や市民などが1日あたり100人
http://www.youtube.com/watch?v=aOlbUl0of4k
うーん、そもそも、この程度の設備で汲みあげている海水を「海洋深層水」と呼んでいいのかどうかが疑問だ。
以下ウィキペディアより抜粋した解説では、
海洋学上の深層水は大洋の深層に分布する海水で、地球上の2箇所(北大西洋のグリーンランド沖と南極海)で形成される深層水(北大西洋深層水と南極低層水)のことを示す。これらの深層水は熱塩循環によっておよそ2,000年かけて世界中の海洋を移動しており、千年単位の地球の気候にも重要な関わりを持っている(詳しくは熱塩循環及び還流参照)。
これと比べ、産業利用上の深層水は、分布や出自を問わず深度200メートル以深の海水をひとくくりに定義したものである。この定義に当てはめると、単純計算で海水の約95%は海洋深層水である。
つまり焼津市の深層水は産業利用上の深層水であり、グローバルコンベヤーベルトに流れるものとは全く異なる海水であるといえる。
上の動画を観てもお分かりの通り、深層水の汲み上げに使われているパイプはホースの径しかない物であり、この水を海洋深層水として飲用に使うのはお勧めできない。
写真の取水用のパイプは、ハワイで使用されているものですが、ここで取れる海洋深層水は年間を通じて温度が摂氏5度と一定です。
そしてハワイで取水される海洋深層水のソースは、(つまりは元々どこから流れてきたものか)グリーンランドと南極から流れてきているものだということ。
以前、アメリカの飲料会社が、深度600メートル以深で採取され、且つグローバルコンベヤーベルト経由で流れている深層水以外を「海洋深層水」という名称で呼んではならない、という法案の提出をロビイスト達と検討した事があったが、日本や中国からの多額の献金によってそれを引っ込めたという話がある。
つまりは単に3~400メートルの浅瀬から取った海水を「海洋深層水」という名称で、高値で販売している日本や中国のメーカーが多々あると、私達は解釈するべきである。
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