全国の津波観測網のうち、気象庁の津波観測計について会計検査院が調べたところ、設置場所の耐震強度を同庁が把握していなかったことが29日、分かった。検査院は地震で壊れると正確な観測ができなくなるおそれがあるとして、気象庁に実態調査などを求める。
検査院は、計測に水圧センサーを使う巨大津波観測計78カ所と、音波や電波を用いる津波観測計24カ所について、適切に設置されているかどうかを検査。その結果、気象庁はいずれの観測計でも、設置された建物や岸壁に大地震に耐える強度があるかどうかを把握していなかった。設置費用は総額約5億3千万円だった。
(共同)
東京新聞 2011/09/30 (引用)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011092901000911.html
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