2014年2月6日木曜日

アメリカでポピュラーなアトピー用クリーム

これまで俺は、アトピーの症状が軽度で一時的に保湿をする場合には、ワセリンで事が足りる、という認識を持っていた。(大きな間違い)

日本でも天然由来であること、また副作用が極めて少ない安全な成分であることから、ハンドクリームやリップクリームなどの基剤として使用されているほか、日常生活の様々な場面でも活用されている。
皮膚表面に油分の膜を張り、角質層の水分蒸発を防ぐことで皮膚の乾燥を防ぐ効果に加え、外的刺激から皮膚を保護するという働きがある。

しかしながらワセリンは、石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製したもの。
大部分は、分岐鎖を有するパラフィン(イソパラフィン)および脂環式炭化水素(シクロパラフィン、ナフテン)を含む。(ワセリンという場合、一般的には白色ワセリンを指す事が多い)

ということで、アメリカの皮膚科医は保湿目的にはワセリンを勧めるが、アトピー患者には、よほど軽度で無い限りワセリンの使用をお勧めしない。

では保湿には何を使えば良いのか?

いやぁ、様々な種類の商品がある。市販薬なのにステロイドが入っているものまである。
さすが医療先進国だけの事はあります。
しかも価格は日本と比べるとリーズナブル。(しかしアメリカを基準として価格を考える様になると、この価格が妥当に思えず、むしろ日本の市価が異常に高く設定されていると考える様になる)

で、アメリカの皮膚科医が主に勧めている治療法とは何か。
1)痒みを止めること(痒みのしきい値を上げる) 外用薬
2)保湿 自分にあったクリームを見つけること
3)体質と環境の改善 必要に応じてサプリメントを摂取してみる

効果の有無はどうなのか何があっているのかは、個人差があるので、取り敢えず一通りの商品を購入してみようと思う。多分これからが根気比べになるのだろうな。



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